今回はアイアンレンジャー8111の半年に1回の靴磨きをご紹介。
靴磨きの方法に正解はないですが、その1つとして見て頂けたらなと思います。
オイルドレザーブーツのケアの仕方について知りたという方、是非最後まで見て下さい。
靴磨き前のアイアンレンジャー
全体としてはこんな感じ。
先端部分に擦れた傷が目立ちます。
サイドは結構擦れた部分がありますね。
(丸く囲うまでもないですね。笑)
もう一方のブーツも傷が少しありますね。
靴磨き前の靴の状態はこのような感じで。
これはこれで味があってスヌーズは好きです。
ただ、半年間オイルを補給してないため、革の乾燥が気になったので今回はオイルを入れたメンテナンスを行っていきます。
革の乾燥を放置した状態で、ブーツを履いてしまうと、負荷に耐えきれずひび割れの原因になってしまう可能性があるので、
定期的なメンテナンスは欠かせませんね!
今回のメンテナンスで使用する物
今回使う物は↑です。
- アイアンレンジャー
- 雑巾2枚
- REDWING オールナチュラルレザーコンディショナー(松脂入りの天然ワックス)
- 馬毛ブラシ
雑巾は水拭き用と乾拭き用で2枚使いました。
馬毛ブラシは今回使用するワックス専用のものを使っています。
この理由は後ほど説明しますね。
第一ステップ(馬毛ブラシでゴッシゴシ!!)
まずは、ブーツからレースを外して、全体を念入りにブラッシングします。
物凄く力を入れてしまうと、傷ができてしまいそうなので、
やや強めくらいの力加減でブラッシングしていきます。
靴磨きを見た友人からは
「そんなに力入れても大丈夫なの?」と言われるくらいには
力を入れています。(←余計わかりにくい)
全体をブラッシングするだけで、消えてしまう傷もありますので、ぜひ体験してもらいたいです。
ブラッシングする際に忘れてはいけない部分・・・
この↑部分は、埃が溜まりやすいので、しっかりブラシで綺麗にしましょう!
ブーツに埃が付着してしまうと、革の油分が埃に奪われてしまい、乾燥を早めてしまう可能性もあるので、ブラッシングは重要です。
ブラッシングを終えたら次のステップ!
第二ステップ(水拭きゴシゴシ乾拭きゴシゴシ&ブラシでゴシゴシ)
スヌーズは次にブーツ全体の汚れを落とすために水拭きをします。
人によっては、市販のステインリムーバーなどで汚れを落としたりしますが、
スヌーズはあえて、水拭きを選択しています。
水拭きでメンテナンスしていた方のアイアンレジャーを見た時、
カッコイイ!!
と思ったのでその方のやり方を取り入れています。
水拭き後は、水分を拭き取るため、乾拭きでゴシゴシ!!
乾拭きすると、どうしても雑巾の繊維がブーツに付着してしまうので、
乾拭き後は馬毛ブラシでゴシゴシして雑巾の繊維を落します。
さぁ、次はオイルアップです!
第三ステップ(オイル塗り塗り)
いよいよ、ブーツ様にお食事の時間です。
クリームを塗布する際は、ペネトレイトブラシというものを使って塗っていくのですが、
今回のワックスを使用する際は、
指で塗っていきます!!
体温で良い感じにワックスが溶けて、量の調節がしやすいので、
スヌーズは指でブーツ全体にワックスを塗っています。
革全体はもちろんステッチの部分にも忘れず塗っていきます。
ステッチの部分まで塗ることで雨が降った時の、雨水の侵入を防ぐ効果が有ります。
量は多く塗りすぎると、カビの繁殖の原因になってしまうので、革全体に薄く油分の膜を作ってあげるように塗っていきます。
ステッチや革全体にワックスを塗り終えたら、
3回目のブラッシングを行い、余分についてしまったワックスを取り除いていきます。
今回使用したワックスに対して専用のブラシを用いている理由は
別の革靴(オイルドレザーではないもの)に今回のワックスを塗ってしまうと型崩れの原因になる可能性があるからです。
今回使用したワックスは革を柔らかくする作用があります。
また、ブッラシングは余分なワックスを拭き取る役割もあります。
ワックスの付着したブラシを他の革靴に使用してしまうと、間接的にワックスを塗ってしまい、型崩れを引き起こしてしまう恐れがあります。
なので専用のブラシを用意することをお勧めします。
今回の靴磨きは以上!!
メンテナンス後のアイアンレンジャー(うっとり)
つま先にあった傷も綺麗になっていませんか?
サイドの擦り傷も無くなっています。
バックステー部分の白っぽくなっていたところも綺麗になっています。
最後は正面からどーーーーん!!!
カッコいい!!!
半年ぶりにオイルアップすることでまた違った顔を見せてくれました。
また履き込んで、アイアンレンジャーのエイジングを楽しんでいきたいです。
自分の靴をメンテナンスすると愛着が湧いてきますね。
今回はVol.1ということでアイアンレンジャーの靴磨きブログを書きました。
また、別の靴の紹介や靴磨き、エイジングについても書きたいと思いますので、その際は見てください。
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